当塾は香道の普及に尽くし、香りを楽しむ事を趣旨にしております。 

慌ただしい日常からしばし離れ、優雅に香りを楽しんでおります。

入門のご案内


曜 日 月の第2、4の火曜日
時 間 13:00~16:00
月 謝 6,000円(税込)
水屋料 6,000円(1年間)

ご注意

 

都合で稽古が変則の場合はあらかじめご了承ください。

お稽古の必需品


袱紗(ふくさ)

道具類を清めたり、釜の蓋を開ける時に使用します。

志野袋(しのぶくろ)

香道で、香包みと銀葉包みを入れる丸い巾着

銀葉(ぎんよう)

薄い雲母の板に銀線で縁取りしたもので、以前は銀の薄板を用いたこともあります。香炉の灰の上に置き、「隔火」とも呼ばれており、香木を間接的に暖める役目をします。昔は、駄香を炷くときは銀葉を用いないのが決まりで、銀葉に載せて炷くものは皆銘香だったそうです。

靴下

足袋(たび)の代わりに使用します。


お稽古を初められる方へ


香りを楽しむという行為は、豊かさを象徴する最も文化的で贅沢な精神の営みです。

 今日、西洋の「アロマテラピー」といって、植物から抽出した油成分を使用し、さまざまな医療効果を得ることが注目されていますが香道も精神的な落ち着きや病気の予防のような漢方薬的な効用もあります。昔の人たちはこうした香の効用を「香の十徳」と称しました。世界中を見ても「香り」を芸術にまで昇華させ、精神性を追求する芸道は他に例を見ないものです。

 高野公子香道教室は薫りのイメージに遊び、知性と感性を日々磨いております。