表千家の茶道は簡単でやさしい点前です。
敷居が高く窮屈なイメージを持たれる方がいらっしゃると思いますが、それは誤解です。
日本文化で一番入りやすく全てに通じる習い事は他にはありません。
お稽古の必需品
袱紗(ふくさ) |
道具類を清めたり、釜の蓋を開ける時に使用します。 |
扇子(せんす) | 挨拶のとき、席入り、拝見のときに使います。 |
懐紙(かいし) | お菓子をいただくときなどに使用します。 |
靴下 | 足袋(たび)の代わりに使用します。 |
初めての方のお稽古
基本的な所作を身に付けたあと、簡単なお点前からそれぞれのペースに合わせてさまざまなお点前を学んで頂きます。お稽古は、季節に合った行事やお点前を入れながら進めていきます。
• 座り方、立ち方、歩き方、お辞儀、ふすまの開閉の所作
• ふくさのさばき方、お道具の扱い方、名称の確認、清め方
• 薄茶平点前
表千家と裏千家
茶道は表千家と裏千家・武者小路千家の三千家からなっており、表千家の分家が裏千家と武者小路千家と考えてもらえればいいのではないでしょうか。元々は千利休からはじまる流派ですから同じ作法もありますが、細かい部分では違います。
お茶の泡の立て方も実は表千家と裏千家では違っています。 当教室では伝統を重んじた表千家の茶道をお教えしております。
お茶のいただき方
1. ご挨拶をします
畳のへりから28cm位の所に座り両手をついて亭主(お茶を立てる人)に一礼します。
2. お菓子が出されます。
「お菓子をどうぞ」と言われたら、懐紙を出し、ひざ前におき、その上にとります。お菓子をのせた懐紙を軽くおしいただきます。これは「頂戴いたします」という挨拶です。お菓子は適当な大きさに割っていただきます。
3. お茶をが出されます。
まず右手で茶碗をとり、畳のへりの内側(=自分のひざの前)にいったん置きます。両手をついて亭主に一礼します。茶碗を軽くおしいただき、今日幸いにして一服のお茶がいただける、という感謝の気持ちを表します。
4. お茶を頂きます。
左手の上で茶碗を手前に2回、まわします。茶碗をまわすのは、正面(自分に向けて出されたところ)をさけて、口をつけるという謙虚さを表すためです。茶碗は左手の上にのせ右手を茶碗の胴にそえて、両手で包みこむように持ちます。お茶は数口にわけて飲みます。
5. 飲み口を清めます。
飲み終わったら、飲み口を右手の親指と人指し指でぬぐいます。ぬぐった指は、懐紙で軽く拭きます。そして茶碗を前とは逆に2回まわし、正面を元に戻します。
6. 茶碗を拝見します。
茶碗を右手でへりの外に置き、両手をついて茶碗全体を拝見します。
7. ご挨拶をします。
拝見し終えたら、一礼して茶碗をかえします。
初めての方へ
これから茶道を楽しもうとするあなたにとって大切な事は、いかに形どおりの礼ができるかではなく、いかに心がこもった礼ができるかなのです。心のこもった一礼は自然に形も美しくなり、あなたの美しさを集約します。初心者の方は基本の正座からはじめていきましょう。正座ひとつできれば、ご自身の立ち振る舞いに誇りがもてると思います。
ご体験のご案内
興味があるけれど敷居が高くてなかなか一歩がふみだせないという初心者さんも大歓迎です。
1度、この機会にご体験にいらっしゃいませんか?
どなたも初めてはドキドキです。高野公子茶道教室の「おもてなしの心」を味わってください。
お洋服でも和服でも結構です。お待ちしております。
受講料 | 1回 3,000円(税込) |
受講料 | 土曜日 |
時間 | 09:00〜 |
持ち物 | 懐紙、扇子、白靴下 |
内容
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蹲(つくばい)を使ってお茶席の入り方を学びます。他の生徒さんを見学していただき、お茶とお菓子を召し上がっていただきます。 |
お気軽にお問い合わせください。お待ちしております。
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