七事式は表千家七代如心齊が実弟を始め大徳寺の禅師、

弟子達の間で茶道の修練のために制定された七つの式法です。

その中のトップに「花月式」があります。

 七事公開教室


高野公子茶道教室では七事公開教室を開いております。

花月式は点前の初歩薄茶点前が出来ればどなたでも出来ます。 

いつもやるお点前とはぜんぜん違う、丁寧かつスピーディに行う大人のお茶ゲームです。

お一人、一回からご参会出来ます。ぜひ、ご一緒に私たちと楽しみませんか?

受講料 1回 4,000円(税込)
受講料  土曜日
時間 11:00〜  60分
持ち物 懐紙、扇子、白靴下
備考 記録用の用紙をお渡しします

 花月とは?


花月式は点前の初歩薄茶点前が出来れば誰でも出来ます。

通常は五人で行い、花月札を用いて「花」に当たった人が茶を点て、「月」に当たった人が茶を飲みます。それらを口をきかず相談もせずに行います。茶道に対して臨機応変に対処できるよう学ぶところにこの式の目的があり、熟練を積まねばなかなか理解できません。その時々により的確に判断し、滞りなく進めていきます。

 花月図式


ある日のお稽古で行った花月式を表記してみました。お稽古をするたびに内容を覚えて表に記録します。古人曰く「花月百遍朧月」とあります。難しい伝えといわれています。私の考えは、百遍もがんばれば朧月もやがて満月となりあれがお月さんと指差すことが出来ると思うのです。常の稽古で頭の巡りを磨いて参ります。