茶道とはあなた自身の輝きを生み出してくれる一つの方法だと私は考えております。

 誰もがそれぞれの美しさを持っています。それを自然に表現できる手段として茶の湯の作法があります。日本人としての礼儀、言葉遣い、品格を身につける事はあなたの“自信”を高める事にもつながります。

 作法とは決して固定化された約束事ではありません。生活様式とともに変遷するものなのです。そのため私は京都や東京で日々、その道の指導者に学んでんでおります。

 はじめに心ありき――これが茶道の神髄です。

美しい日本人の心を茶道を通じて伝えていきたいと思います。

プロフィール


高野 公子 (たかの きみこ)

茶名 宗公

昭和17年  静岡県 沼津市に生まれる

昭和40年  表千家の茶道をはじめる

昭和55年  自宅に慈香軒教場を開く

昭和57年  表千家宗匠につく

昭和60年  志野流家元教場入門

平成21年  円融社入会